「縁」を尊ぶ歴史のまち・伊勢
有史以来のホスピタリティマインド
2000年の歴史を有し、日本の精神文化の原点かつ神道の頂点である伊勢神宮。 神宮の歴史とともに、自分を含む人間から自然まで、共存共生の精神で広く愛し敬う心も、伊勢に住まう人々の間で永く育まれてきました。 自分にもたらされる僥倖や恩恵に対する感謝の気持ちは、「おかげさまで…」と表現されます。「おかげさま=お陰様」の「陰」とは、神仏の庇護を意味します。伊勢というまちに根差すホスピタリティ・「おかげさま」は、神宮巡礼の旅=「おかげ参り」が爆発的なブームとなった江戸時代にはすでに確立されていたものです。 「おかげ参り」は、伊勢のまちに様々な出会いと交流をもたらしました。人と人との結びつきや「縁」に対して深く敬意を払うのも、伊勢の人々にとってはごく自然なことだと言えましょう。 「おかげさま」の歴史を持つまち・伊勢で挙げる祝言は、格別祝福に満ちたものになるでしょう。